隷族-ﾚｲｿﾞｸ-

前回と逆です。

寝起きは私が襲いましたｗ

睡眠時間を削ってしまって、すいませんでした（ﾍﾟｺﾘ

でも、寝息を立てている横顔がなんとも言えなく可愛いくって。

ちょっとキスするつもりが、キスで終らず。。。



気が付くと、縛られていたのは私。

そして、また堕ちていく。




あんな経験は初めてでした。

あなたが、そうした時、怖さは感じなかった。

あなたに最期を見てもらえるなら、それでもいいとさえ感じた。

マスクの暗闇で浮上し、堕ちながら確かに何かが見えました。

まだ見ぬ世界が、そこには広がっているのでしょうか。。。



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手首を後ろ手に組み、縄がかけられた時から何となく感じていました。

いつもと違うと。


講習会や練習会で、いろんな人の縛りを見たり、新しい縛り方を教わったせいもあるのでしょうが、それよりも、なによりも、あなたの縛りに対する強い『想い』が伝わってきたのでしょうか。

あなたのその『想い』は、指先から縄を伝い、素肌に浸透し、やがて確かに私の『想い』と一つになりました。

厳しい縛りが、一重、二重と重ねられていく度、悦びを抑えることができませんでした。

縄尻を追うあなたの眼差しは真剣で、凛として澄んでいて、声をかけるのが憚られるほど。
あなたの『想い』に負けないように、真剣に縄を受けました。



だから、解かれる時もいつも以上に寂しさを感じたのでしょうか。

あの時ついた痕に触れてみると、温もりが伝わってきそうです。

あなたの心が私に染み込んできたから…

あなたは私と共にいます。そして、私もあなたといます。

二人はずっと常夏の国の住人です。

また逢えましたね。
どんなにこの時を待ち焦がれていたことか。
あなたの縄が全身に巻き付く感覚。

そして、やがてそれはこんなところにまで。。。




興奮と期待で張り裂けそうです。
それと同時に漲れば漲るほど苦痛に身もだえすることになります。

恥ずかしい格好を強要するあなた。
もちろん従う私。
内部には勝手に蠢くものが埋め込まれていて自然と身悶えしてしまいます。




それでもあなたは許してはくれません。
あぁ。。。
呼吸とからだの自由を支配される感覚に埋もれていきます。

「葉月は私のおもちゃ」

「葉月は私のオモチャ」

「葉月は私の玩具…」

そう何度も繰り返すあなた。




知っていますか？

その言葉を聞く度に何度も心が震えていました。


とても嬉しくて。

嬉しすぎて怖くて…

私の心の声が届いたのでしょうか。
今度は菱縛りを受けました。


そして。。。
アナルにはプラグが挿入され、股縄で封印されました。




私の中に逃れることの出来ないクサビが打ち付けられました。
さらに両手は高々と鴨居に繋がれ。。。
私自身も、もう何ものからも逃れることはできなくなりました。

もちろん、逃れることなどするはずもありません。

もう既に私はあなたに身も心も捕らわれていたのですから。