2ntブログ


隷族-レイゾク-

『S』と『M』の両面を持つ私たちの【カタチ】です。。。

§ スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/--/-- --:--:--  スポンサー広告/CM(-)/TB(-)/

§ 幽玄の朱

あなたのイメージは赤。

妖しく、ぬらぬらと艶めきを放ち、私を虜にする魔性の紅色。

その日、あなたが纏った襦袢はまさにそんなイメージ通りの『朱』

朱襦袢


だから、私は怖ず怖ずと、でもしっかりと縄をかけたつもりです。
両腕で抱きしめるように優しく強く。

なんとなく、分かったんです。
形に捕らわれることに、それほど重要な意味がないことに。
大切なのは『想い』

まだまだ日の浅い、拙い縄使いですが、いつかあなたに追い付きたい。
待っていてくれますか?

縄の愛には縄の愛で応えます。
いつか、縄であなたを壊したいのです。
2008/10/31/Fri 02:30:31  あなたへ/CM:1/TB:0/

§ シントウ

手首を後ろ手に組み、縄がかけられた時から何となく感じていました。

いつもと違うと。
後手

講習会や練習会で、いろんな人の縛りを見たり、新しい縛り方を教わったせいもあるのでしょうが、それよりも、なによりも、あなたの縛りに対する強い『想い』が伝わってきたのでしょうか。

あなたのその『想い』は、指先から縄を伝い、素肌に浸透し、やがて確かに私の『想い』と一つになりました。

厳しい縛りが、一重、二重と重ねられていく度、悦びを抑えることができませんでした。

縄尻を追うあなたの眼差しは真剣で、凛として澄んでいて、声をかけるのが憚られるほど。
あなたの『想い』に負けないように、真剣に縄を受けました。

縛り

だから、解かれる時もいつも以上に寂しさを感じたのでしょうか。

あの時ついた痕に触れてみると、温もりが伝わってきそうです。

あなたの心が私に染み込んできたから…

あなたは私と共にいます。そして、私もあなたといます。

二人はずっと常夏の国の住人です。
縛り2

2008/10/29/Wed 12:53:26  逢瀬/CM:4/TB:0/

§ 常夏の国

かつて、雪国へと通じたトンネルを逆方向に抜けると、そこは常夏の国でした。

10月も半ばを過ぎ、車窓から眺める山々は黄色や紅色に染まってはいるけれど、私にとっては常夏の国。

いつものカフェで、あなたはあの夏の日の太陽みたいに輝きながら私を待っていてくれましたね。

何て声をかけようか…

いろいろ考えているうちに胸がいっぱいになって、一言声をかけるのが精一杯でした。

あなたがいる限り、ここは常夏の国。

これからも、私の身も心も焦がし続けて下さい。
常夏
2008/10/27/Mon 12:38:39  想うこと/CM:1/TB:0/
MAIN
copyright © 2006 隷族-レイゾク-. All Rights Reserved.
Template by TAE-3rd☆テンプレート工房