先日、久しぶりにオフ会というものに参加させていただく機会に恵まれました。
日頃ネット上だけでのお付き合いでも、一度「オフやります」的な計画が出ると一気にそこへ向けてエネルギーが集結し始め、回線の中でも動きが活発になる気がします。
リアルな対面に向けてのバーチャルな思惑。
無機質なモニターの裏に隠された有機的な思念の波。
そして、当日になるとそれらはある一点に向けて注がれることになります。
会場ではコアとなるメンバーの皆さん、久しぶりに会うメンバーさん、もちろん今回初めてお会いする皆さんもいらっしゃったのですが、いつものように人の気に圧倒される自分がいました。
人と会う事は苦にならないのですが、何分なれるまでに多少の時間を有するので、仲良くなったころにはもうお終いという事態に何度悔しい思いをしたか分かりません。
もう少しスマートに、一期一会を楽しめる余裕を身につけられたらと毎回身につまされるのですが、これは私のライフワークになってしましそうです。
液晶モニターの『0』か『1』かの表示から始まった触れ合いは、いつしか数値化できない生身の人同士を引き合わせるパワーを産み、一時それを互いに謳歌してまたモニターの向こう側へとそれぞれに帰っていきます。
私もそんな一人。
暫しの間、お互いにエネルギーを共有し分け与え、同じ時間と空間を過ごした仲間たちはまたの再会を願いながらそれぞれの居場所へと家路をいそぐ。
それにしても毎回思うことだけど、ここの集まりはいつも嫌味がない。
人が10人以上集まれば馬が合わない人が1人はいそうなものだけど、今までそういう思いをしたことがない。
こういう素敵な時間と空間を提供してくださったすべての方にもう一度感謝したいと思います。
ありがとうございました。