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隷族-レイゾク-

『S』と『M』の両面を持つ私たちの【カタチ】です。。。

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§ 吊り記念日

「もう一度いいですか?」

貴女は私の体を気遣いながら訊ねる。
そういう時は、もちろん即座に「はい」と答えます。
痩せ我慢ではなく「また縛ってもらえる」「もう一度受けられる」という悦びの方が強いのです。

何度も反復練習を繰り返し、腰には初めて施された股縄が食い込みます。
ゆっくりと上体を前に傾け、徐々に足が床から離れると、あっけないほど簡単に私の体は宙吊りになりました。

ギリギリギリ・・・
一斉に麻縄が私の周りで騒ぎだし、不思議な平衡感覚に包まれます。

その日は貴女に初めて吊られた日。
だから、その日は吊り記念日です。

「辛抱強いね」
誰かが声をかけてくれました。
私にとってはそういうことではなく、単純に一分一秒でも長く貴女の縄を受けていたかっただけなんです。

吊り痕

2009/05/30/Sat 04:41:23  逢瀬/CM:2/TB:0/

§ ラブレター

ここは、混沌とした精神世界。
自分の中で、どうしたらいいか分からない気持ちを、ここに書き連ねることで整理しようと始めました。
あるいは、書くには書いたけど、投函出来ずにずっと机の引き出しにしまわれつづけたラブレター。

余韻

そんな陽の目を見ないであろうラブレターが自分の知らないうちに投函されていたとしたら。
運命のイタズラだなんて書くと、使い古された大袈裟な表現のような気もするけれど、でもそれは間違いなく私たちの転機になりました。

余韻2

終話ボタンを押して、まだ貴女の声が心地好く耳に残る頭の中でふとそんなことを考えました。
人との出会いや別れは、今までもこれからも生きてる間はつづいていくのでしょう。
でも、私たちの歩む道だけは一本道であって欲しい。
それがツガイの淫獣、『隷族』としての私の願いです。
2009/05/28/Thu 06:42:02  想うこと/CM:2/TB:0/
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