ここは、混沌とした精神世界。
自分の中で、どうしたらいいか分からない気持ちを、ここに書き連ねることで整理しようと始めました。
あるいは、書くには書いたけど、投函出来ずにずっと机の引き出しにしまわれつづけたラブレター。
そんな陽の目を見ないであろうラブレターが自分の知らないうちに投函されていたとしたら。
運命のイタズラだなんて書くと、使い古された大袈裟な表現のような気もするけれど、でもそれは間違いなく私たちの転機になりました。
終話ボタンを押して、まだ貴女の声が心地好く耳に残る頭の中でふとそんなことを考えました。
人との出会いや別れは、今までもこれからも生きてる間はつづいていくのでしょう。
でも、私たちの歩む道だけは一本道であって欲しい。
それがツガイの淫獣、『隷族』としての私の願いです。